担当者インタビュー
イメージイラスト・
小説コンテストin 佐賀県玄海町プロジェクト
-
「まちぶん」との出会いがつないだ縁
佐賀県の東松浦半島の中央に位置する玄海町。町名は玄界灘の別名である「玄海」に由来しているそうです。「浜野浦の棚田」がつとに有名で、水平線に沈む夕日が棚田と海面とをオレンジ色に染める幻想的な風景には圧倒されます。かねてより玄海町では歴史的な景観などを題材にした小説を創作して、「まち」の知名度アップに活用したいと検討する中、役場の職員が小説公募について調査していくうちに、SANKYOが実施した「まちぶん in 鹿児島県伊佐市」と「まちぶん in 那須野が原」を見つけ興味を持っていただきました。
-
社会的な困難の中で実施方法を模索
玄海町の職員が伊佐市と那須塩原市に問い合わせたうえで、SANKYOに連絡をいただいたのは、2021年新春のことです。その頃は、新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)のまん延が人々の想像以上に拡大しており、出口の見えないパンデミックの真っ最中でした。「まちぶん」では、観光名所や日本遺産などを現地取材し、映像化やイラスト化することで、小説の創作意欲を掻き立てて小説の募集につなげるというねらいがあります。しかし、コロナ禍においては玄海町の皆さんや制作スタッフの安全を考慮すると、実施の手法は変えるべきであると判断しました。